飛雲会は上田桑鳩の指導のもとに宇野雪村を中心にして作られました。飛雲の名をつけたのは上田桑鳩です。
宇野雪村は上京するに際し盟友の上松杜暘に後を託します。
上松杜暘は藤原清洞とともに飛雲会を大きくします。飛雲会には上田桑鳩、宇野雪村を慕って多くの優秀な若い作家が集まってきました。その若者たちは飛雲会を大きくし現在に至っています。飛雲会は漢字古典を大切にします。桑鳩、雪村は王羲之研究の大家です。さらに新出土の漢の木簡研究にも力を入れます。
作品は多様な漢字、漢字仮名交じり文、一字書、前衛書と現代書を作りだしています。
飛雲会は古典研究に励み未来に向かっての書を生み出しています。