行事

令和6年度 資質研修部活動報告 「仮名研究会―初歩から散らし書き作品へ―」

11月24日(日)10時~16時に、神戸市立中央区文化センターで、飛雲誌の詩文部の手本の揮毫でお世話になっている香瓔会の先生を講師にお迎えしてご指導いただきました。
当日は初歩の方から指導者まで経験もさまざまな50名が参加しました。
午前は講義を中心に、始めに小筆の持ち方、構え方、指の動かし方を丁寧に教えていただき、仮名の線を中心に学び、単体から連綿までしました。

講義の模様

午後は実技で行(ぎよう)をどう書くと美しい表現ができるかをお話しいただき、その後半紙に三行書き、四行書へと受講者のペースで取り組みました。講師の先生方は受講者のもとを回りながら手を取り、実際に揮毫をして下さるなど終始厚く丁寧にご指導くださいました。繰り返し添削をして頂くうちに、格段に作品の出来栄えが良くなっていきました。
丸一日休む時間も惜しんでの講師の先生方の熱く丁寧なご指導と参加者のみなぎる意欲で充実した研究会になりました。改めて講師の先生方に心から感謝申し上げます。

対面にて筆を垂直に立てるように指導をされている様子