行事

令和6年度 作品研究部活動報告

恒例の作品研究会を3月30日(日)午前10時から午後4時まで、兵庫県学校厚生会館2階にて開催しました。参加者は総勢60名で、有意義な研究会になりました。

集合写真(兵庫県学校厚生会館)
集合写真(兵庫県学校厚生会館)

午前の部は、岡本正志理事長のご挨拶後、佐伯孝子研究部部長の司会進行のもと、藤川智彦研究部副部長の講師紹介後、原雲涯奎星会常任理事による毎日書道展作品制作に参考となる作品揮毫と講義を実施していただきました。

令和6年度作品研究部活動報告の様子
原雲涯奎星会常任理事による作品揮毫の様子

漢字作品、詩文作品、前衛作品など多くの作品を書きながら、説明と解説をしてくださいました。空間の白の活かし方、さらに、落款の位置など、具体的に示していただく様子を見学できましたのは、またとない良い機会であったと思います。

原雲涯奎星会常任理事による作品解説の様子(空間の白の活かし方、落款の位置など具体的に示していただく)
原雲涯奎星会常任理事による作品解説の様子
(空間の白の活かし方、落款の位置など具体的に示していただく)

午後の部は、牛丸好一会長のご挨拶後、岸濤風先生の司会進行のもと、筒井忍研究部副部長の講師紹介後、原雲涯、牛丸好一、中西浩暘、濵田宙子、岡本正志、島田啓敬、安藤明美、岸濤風、左右津安輝子、谷野成子、池田孝治、菅原美由紀、佐伯孝子の審査会員の先生方から、毎日書道展作品の講評と添削が行われ、一人一人に丁寧に良い点、改良を加える点、さらに、より作品効果をあげる方法などを詳細に説明していただきました。作者はもちろんのこと、見学者にとっても大いに学ぶことがあったと思います。
最後に牛丸好一会長、原雲涯奎星会常任理事、岡本正志理事長より、的確な総評をいただいて閉会といたしました。

毎日書道展作品の講評と添削の様子
毎日書道展作品の講評と添削の様子

作品研究部では、毎日書道展、奎星展などの全国規模の書道展出品に向けて、先生方のお力添えを頂きながら、さらに意欲的な作品創りに役立つような研究会ができればと活動しております。
今回は約30点の持参作品となりましたが、次回はさらなる積極的な参加を期待しております。今後もより一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。