恒例の飛雲会歩こう会を今年度は上田 桑鳩展作品鑑賞会として9月7日(土)に実施しました。
今年、三木市制施行七十周年の記念事業として市立みき歴史資料館企画展及び市立堀光美術館特別企画展が開催されました。
みき歴史資料館では、桑鳩が市内の小中学校へ寄贈した作品を中心に三木市とのかかわりを紹介した資料が展示してありました。桑鳩が愛用した筆、文机、旅行鞄などの愛蔵品、書簡等も並べられていました。
隣接する堀光美術館では、上田家・飛雲会・上垣家から寄贈された未公開作品加をはじめ日本最大の桑鳩コレクション展の集大成として大作を中心に作品が展示されていました。
創造性に富んだ臨書作品、造形や空間処理の斬新な作品、躍動感のある刺激的な数多くの作品の前に立ち、胸の高鳴りを覚えずにはいられませんでした。
今回、特別講演会がみき歴史資料館で13時から開催され、奎星会会長である講師の中原志軒先生に「上田桑鳩の魅力」についてご講演いただきました。会場は 飛雲会、奎星会、一般の方を含め、約120名で満席になり熱気あふれる中での聴講でした。桑鳩の生い立ちから始まり、桑鳩の魅力について、先生との関わりを通して写真や作品を提示しながらお話しいただきました。
その後、堀光美術館でギャラリートークが行われました。奎星会会長の中原志軒先生、飛雲会会長の牛丸好一先生、三木市美術協会顧問の森川桂石先生、三人の方に「桑鳩作品が紡いでいく絆」をテーマにしてトークをしていただきました。
厚生部